金利据え置き

今週火曜日(9月24日)にオーストラリア中央銀行の定例議会で現在の金利を据え置きにする、と発表がありました。

2022年5月から2年半にかけて上がり続けている金利は現在4.35%となっています(現在のホームローン金利の平均は6-7%。ただしこれは目安であってローンの金額、プランによっても変わります)。

現在の金利4.35%は2023年11月から現在まで変わっておりません。

主要各国(アメリカ、カナダ、イギリス、ヨーロッパ、中国、ニュージーランド)が既に利下げを始めているので、次はオースとラリがいつするのか、と期待が膨らんでいます。

 

主要銀行の予測は下記の通りで、金利の値下げは一番早くて今年の12月となっています。

 

不動産価格は需要、供給、インフレーション等、色々な要素が合わさって決まりますが、金利もその内の一つで大きな割合を占めます。

過去2年半、金利が上昇を続けていたため、多くの人が不動産の購入を買い控えておりましたが、今後金利が下がり始めると、これら様子を見ていた人々が戻ってくるものと思われます。それにより需要が増え、不動産価格が上昇すると予測されております。

そのため金利が下がる前の今の時期が購入のベストタイミングかもしれません。

大勢の人がマーケットに戻ってくる前に一足早く検討される事をお勧めします。

祝開通!メトロ電車がシドニー市内までようやく開通

シドニーメトロがCBDまで開通!今後有望な沿線の不動産を紹介


画像出典:Sydney Metro NSW Government

2024年も上半期が過ぎ、もう年末まで半年を切っています。今年もオーストラリアの不動産市場は好調で、2023-2024年度は全体で8%上昇。

好調の要因はいくつかありますが、人口増加、賃貸の供給数不足、物件価格の上昇による資本増加、新築物件への認可、建築の遅れによる賃貸物件不足などがあげられます。金利上昇がここのところ止まっていることも、不動産購入にポジティブに働いているのでしょう。

このように、ほぼオーストラリアの全州で好調を示している不動産市場。オーストラリアの不動産スペシャリストである「田中不動産」は、「シドニーのメトロ電車が市内まで開通する」というビッグニュースが今後不動産市場にも大きく影響してくると考えています。

2013年にメトロ電車の10年に及ぶ計画がスタートしてから既に北西エリアの一部が完成し走行しておりますが、2024年8月19日、メトロはようやくシドニーCBDまで到達しました。乗客の方からメトロ電車の速さ、便利さを賞賛する声が多く上がっており、今後の路線延長が待ち遠しくなっております。

2019年に既にメトロが開通している北西エリア沿線沿いでは、新たな住宅、タウンセンター、ショッピングモール、学校などの建設が進められ、不動産価格も上昇中。今後開通路線が増えていくにつれて、沿線のエリアはますます注目されてくるでしょう。

今回は、そんな将来のマイホーム、投資物件などに役立つシドニーのメトロ沿線の不動産情報を「田中不動産」からご紹介します!

 

メトロ電車がシティまでオープン!


画像出典:The Sydney Morning Herald

シドニーを走るメトロは完全な無人、自動運転システムで、時刻表はありません。ピーク時には約4分毎、オフピーク時には約10分毎と、頻繁に車両が到着します。シドニーのメトロ計画はオーストラリア国内でも最も大規模なプロジェクトとも言われており、2030年までには全体で113kmにも及ぶ4つのメトロ路線、合計46つの駅がオープンする予定です。

その4つのメトロ路線をご紹介します。

① Sydney Metro City and Southwestライン


Martin Place駅のイメージ構想 画像出典:Sydney Metro NSW Government

 

Metro City ライン


画像出典:Sydney Metro NSW Government

シドニーCBDまで繋がるラインで、ChatswoodからSydenhamまでほぼ全路線が地下トンネルとなり、シドニー湾の下も通ります。この路線の開通により、シドニー市内まで、市内から北西、南西まで更に早く便利になります。Epping からWynyardまでこれまで35分かかっていたところが、メトロの開通により26分まで短縮されます。

【開通予定駅】Crows Nest, Victoria Cross, Barangaroo, Martin Place, Pitt Street (Gadigal), Waterloo, Central

South West ライン

SydenhamからBankstownまで、全11の駅が新たにメトロ路線に対応可能となります。現在既存の電車路線は工事のため閉鎖していますが、開通後は既存の車両と並行してさらにシティへのアクセスが便利に。CampsieからSydney CBDまで電車で現在約43分かかるところ、メトロの開通により約20分と約半分にまで短縮されます。

【開通予定駅】Sydenham, Marrickville, Dulwich Hill, Hurlstone Park, Canterbury, Campsie, Belmore, Lakemba, Wiley Park, Punchbowl, Bankstown

 

② North Westライン


画像出典:Sydney Metro NSW Government

2019年にシドニー北西部のTallawongからChatswoodまでの路線が開通し、13の駅がオープンしました。これにより、これまでアクセスの限られていた北西エリアにはすでに大きな発展をもたらしています。

同路線がシドニーCBDまで開通することで、これまでChatswood で在来線に乗り換えしていたのが、メトロ電車1本でシドニー市内まで直通移動が可能になります。

 

③ Sydney Metro Westライン


Parramatta駅のイメージ構想 画像出典:Sydney Metro NSW Government

2032年完成予定の、24kmの地下を走る路線です。シドニーCBDからParramattaを通過し、 Westmeadまでつながります。開通するとParramattaからシドニー市内まで約20分とかなりの時間が短縮されます。また、Parramattaではライトレールへの乗り換えも可能で、シティや他のエリアへのアクセスがさらに便利になり、Parramattaを中心とした西のエリアが今後益々活性化されるでしょう。


画像出典:Sydney Metro NSW Government

【開通予定駅】Westmead, Parramatta, Sydney Olympic Park, North Strathfield, Burwood North, Five Dock, The Bays, Pyrmont, Hunter Street Sydney CBD
【開通検討駅】Sydney Olympic Park、Rosehill Gardens

 

④ Western Sydney Airportライン


St Marys駅のイメージ構想 画像出典:Sydney Metro NSW Government


画像出典:Sydney Metro NSW Government

2026年にオープン予定の西部国際空港まで、St Marys 駅から繋がる路線です。St Marysから既存の電車に乗り換え、シドニーの他のエリアに行けるようになりますが、将来にはメトロの延長も検討されています。次のビッグプロジェクトである新空港の開港により、Penrith、Liverpool、Campbelltown-Macarthurの周辺は、新たな街づくりが進められ、新空港と共にこのエリアは大きく生まれかわるでしょう。

【開通予定駅】
St Marys, Orchard Hills, Luddenham, Airport Business Park, Airport Terminal, Western Sydney Aerotropolis (Bradfield)

 

メトロ電車開通による沿線エリアへのベネフィット

2019年に既にオープンしているNorth Westラインではメトロ電車開通による数々のベネフィットが見られます。過去10年間、沿線沿いは著しい成長を遂げ、人口増加率は23%に達し、近郊エリアの2倍という驚異的な伸びを見せています。このエリアの発展に伴い、不動産市場も活況を呈しており、CBREのデータによれば、メトロ路線沿いの不動産価格は過去10年間で49%上昇し、周辺エリアを5%上回る結果となっています。

特にCastle Hillでは、不動産価値が72%も上昇し、近郊のBaukham Hillの49%を大きく引き離す伸びを記録しています。このような動きは、エリアの利便性や新しいコミュニティへの期待から、若い世代の流入を促しており、現在、住人の45%が35歳以下の若い層です。

交通インフラの整備も進んでおり、Tallawong駅の利用者は2019年のシドニー全体で109位だったのが2022年後半には59位に、Rouse Hillは121位から77位に、Castle Hillは65位から48位へと大幅にランクアップしました。一方、Crows Nestでは物件価値が79%上昇しており、Cammerayの65%を上回っています。

また、KellyvilleやBella Vistaでは、数千軒規模の新築不動産が計画されており、これに伴い新しい学校やコミュニティの整備も進行中です。さらに、Metro Westラインの工事によって、直接・間接を含め80,000人の雇用が創出されると予測されています。

加えて、Parramatta CBDでは今後40年間で46,000の新規雇用と14,000戸の住居建設が見込まれており、2026年に開港予定の西部国際空港およびメトロラインの開通により、シドニー西部エリアでは空港関連、ロジスティック、リサーチ部門で200,000の新たな雇用が創出される予定です。このように、North Westラインはシドニーの発展を象徴するエリアとして、今後ますます注目されることでしょう。

 


メトロ沿線エリア(濃緑)と周辺エリアの不動産価格の伸びの違い 画像出典:CBRE

 

不動産をトータルサポート!無料相談受付中!

「田中不動産」は物件の売買のみならず、賃貸物件の管理、シドニーへの転勤、移住者へのリロケーションサービス、商業物件の手配など、不動産に関わる全てのサービスを長年提供している、「ワンストップサービス」を目指す不動産会社。多岐に渡るサービス提供により、何千軒にも上る数多くの物件を視察してきた実績があり、不動産に関する知識も豊富で、的確なアドバイスがもらえます。

オーストラリアの不動産を購入したい方の不安を少しでも軽減し、どのようにすれば購入が可能かなど、購入者の立場に寄り添ったサービスを提供し、「お客様との信頼」を一番のモットーとする同社には、その後のアフターケアも相談することができ、シドニーのエリアで購入した物件に関しては、可能な限り「田中不動産」で賃貸管理もしてもらえて安心です。

「興味はあるけど、どこから始めていいかわからない」「物件購入にかかる費用、流れを知りたい」「大きな決断をする前にもう少し物件購入について勉強したい」「物件購入を考えているけど不安がいっぱいで…」という初心者の方々から、既にマイホームを持っているけど、投資物件に興味がある、老後の不労所得を考えたい、と言う方々に詳しく、丁寧に、不動産購入について説明してもらえます。相談は無料ですので是非一度問い合わせを。

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「メトロ沿線」オススメ物件の一部をご紹介

Castle Hill(キャッスルヒル)

シドニー北西の評判の良いエリア。Showgroundメトロ駅向かいに位置する最高のロケーション。

Showgroundのパークを見渡せ、周辺には豊富なグリーンスペースがあり、コンプレックス内にはスーパー、レストラン、カフェなど30店舗が入店予定。隣のCastle Hill駅には大きなショッピングセンターも。

  • 2ベッドルーム:870,000ドル〜(2024年8月現在)

 

Parramatta(パラマタ)

パラマタCBDエリアに建設予定の2タワーマンション。パラマタ駅、将来のメトロ駅まで徒歩約7分、ライトレール駅が目の前にある便利なロケーション。

公園がすぐ近くで環境豊かなエリア。コンプレックス内にはスーパー、ショップ、レストラン、カフェもありとても便利。

  • 1ベッドルーム:590,000ドル〜(2024年8月現在)

 

Epping(エッピング)

従来のEpping駅に加え、メトロ電車のEpping駅もオープン。シドニーCBDまで近日中に開通し、さらに便利に。周辺には定評のある公立・私立の学校、駅前にはスーパー、ショップもあり人気のエリア。

  • 1ベッドルーム+スタディ:$722,000〜(2024年8月現在)

 

Macquarie Park(マッコーリー・パーク)

Macquarie Parkのエリアで最も高層のランドマークとなるマンション。周辺に遮るものがなく、Lane Cove National ParkやシドニーCBDを望む眺めが楽しめます。

Macquarie Universityメトロ駅まで徒歩7分、ショッピングセンターまで徒歩5分の便利なロケーション。

  • 1ベッドルーム+スタディ:$832,000〜(2024年8月現在)

上記価格は現時点での価格であり、予告なしに変更することがありますのでご了承ください。また上記以外にも他のエリアの物件も多数扱っておりますので、最新の物件情報は「田中不動産」までお気軽にお問い合わせください。

【問い合わせ先】
電話: (02) 8021-25520478 889 635(担当:青木まで)

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田中不動産(TANAKA REALTY)

オーストラリア国内の豊富なネットワークを活かした不動産売買のお手伝い、賃貸物件の管理、賃貸物件(リロケーションサービス)・商業物件・投資用物件の紹介など、オーストラリアの不動産に関するさまざまなサービスを提供中。

オーストラリアの有益な不動産物件の購入・投資をしたい方は、「田中不動産」にご相談を!

GRANVILLE駅近 50万ドル台でまだ買えるお得な物件 セントラル駅まで電車で約30分、パラマタ駅まで2駅

お客様各位
 

平素より大変お世話になっております。

本日はシドニーでまだ$500,000台で購入ができる、とてもお得な物件をご紹介させていただきます。

この物件はシドニー市内から電車で約30分の距離にある、Granville駅前に新しく建設されるユニットで、1ベッドルーム+スタディルーム(小さなベッドルームサイズ)で $515,000から購入可能です。また駅まで50mという、駅近の条件もとても魅力です。

Granvilleはシドニー市内から南西に約22kmの距離にありい、西部ウエスタンサバーブの一番大きな都市であるパラマタまでも電車で2駅のとても便利なサバーブです。

パラマタ程まだ発展が進んでいないため、物件価格もお得で購入しやすくなっております。シドニー市内、パラマタへの距離を考えるとこれからまだまだ発展が望める有望なエリアです。

  • 1 Bedroom + Study From $515,000,  2 Bedroom From $720,000 (*2024年7月18日現在)
  • 小さなルームサイズのスタディが付いているスマートなフロアプランもあり、多目的に使える
  • Granville 駅まで50m、シドニーCBDまで電車で35分、パラマタまで4分と言うとても便利なロケーション。
  • シドニーやパラマタのシティビューが眺めるユニットもあり
  • レジデント共有のルーフトップテラス
  • 隣のコンプレックス内にウールワース、カフェ、レストランがあり便利
  • パラマタや周辺のサバーブの開発に伴い、このエリアも今後益々の発展が予想される
  • 駅前にはコミュニティパークの開発も計画されており今後の発展が期待される

 

 

<フロアプラン一例>

1 Bedroom + Study + 1 Bath  From $515,000

 

2 Bedroom + Study + 2 Bathroom  From $720,000

 

*上記物件価格は2024年7月18日現時点での物となり、価格は予告なしに変わる事がありますので、ご了承ください。

*上記物件の写真はイメージとなりますので、実際の物とは異なる場合がありますので、ご了承ください。

*ご興味のある方は、詳細をお知らせいたしますので、弊社までご連絡ください。実際の物件、ショールームのインスペクションが可能です。

*他にも多数物件を扱っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

2024年6月9日「無料不動産セミナーのお知らせ」ー 金利4.25%の物件も紹介!知っておくべき不動産購入ステップ

不動産を購入することは人生において大きな決断。ましてや海外のオーストラリアでは大変なこと。不動産の内覧、交渉、契約に至るまでの全てを英語で進めていくことはとても難しく、大きなストレスにもなります。

オーストラリアは日本とは税制も違うので、わからないことだらけの中で不動産購入という大きな決断をするのは至難の技です。また、近年のインフレや金利の上昇により、オーストラリアでの不動産購入はますます高嶺の花になってきています。

頭金を貯めるのに何年もかかり、その間に不動産価格が高騰してしまい「もう不動産には手が届かない」と思っている方も多くいるのではないでしょうか。

しかしそれは、不動産購入の仕方や方法を変えるだけで、可能にすることができます!

オーストラリアの不動産サービスを提供するスペシャリスト「田中不動産」が、ローン金利4.25%で購入可能な物件も紹介する「タメになる情報満載の無料不動産セミナー」を、2024年6月9日(日)に開催!

それでは購入を実現するための重要なポイントはなんでしょうか?

不動産購入のステップ

1. ホームローンを借りる!!

おそらく大半の方が、銀行からお金を借りて不動産を購入することになると思います。そのため、「住宅ローンを借りれるかどうか」と言うのは、不動産購入の中でも一番の重要ポイントとなります。せっかく夢見ていたマイホームも、住宅ローンを借りれなければ実現不可能になってしまいかねません。「どうやって借りられるのか?」「借りられるとしたらどのくらい?」そこを把握しておくことはとても重要です。

また、信用できるホームローン会社、ブローカーを見つけることも大事で、どのように銀行にアプローチするかによって借入の可否、金額にも差が出てきます。

2. マイホーム?投資物件?

「マイホームを購入する」のか、「投資物件を購入する」のかによって購入の仕方は違ってきます。最初に購入する物件が投資物件というのも全然アリです!投資物件には税制の優遇措置もありますし、現在の住まい、エリアを変える事なく、ホームオーナーになれます!

3. どこに買う?

ホームローンを借りられる事がわかり、購入目的が決まれば、今度はどこに、どのような物件を購入するのか、を検討する必要があります。

物件選びに関しては、外せない重要なポイントがいくつかあり、特に投資目的で購入する場合には「利回り」や「将来の価値」といった現実的な面も考慮する必要があります。

以下のグラフからは、不動産購入者が何を決定ポイントとしているか、がわかります。

4. 不動産購入に関する優遇措置を利用する

オーストラリア政府は、不動産購入に関して幾つかの優遇措置を出しています。ファーストホームバイヤー向けや、投資物件購入者への税制措置など、これらを十分活用して、不動産購入への第一歩につなげましょう。

以下は、NSW州における初回物件購入者(First Home Buyer)を対象にした印紙税(Stump Duty)の免税特典です。

5. 購入から始まる未来のプラン

居住用、投資用のどちらの物件を購入した場合も、それは資産となります。

資産は運用することによって増やす事も可能です。特にオーストラリアには不動産購入に関して色々な優遇措置がありますので、それを活用して将来「不労所得」で、退職後も安定した生活を送ることが可能です。これを知っているかどうかで、未来は大きく違ってきます。資産を取得後、それをどう活用するかは、その方法や情報を知っていなければできません。次世代に残せる資産、明るい未来のプラン作りは、購入後から始まります。

6月9日(日)に開催される「無料不動産セミナー」では、今回ご紹介したオーストラリアの不動産購入に関する知識や購入方法、4.25%の低金利で購入可能なお得な物件情報などを、シドニーで長年不動産業に携わってきた「田中不動産」がわかりやすく解説してくれます。

大きな買い物である不動産購入に関して、情報を多く知っておいて損することはありません。無料のセミナーに参加して、ぜひプロから貴重な知識を学んでみてください!

【問い合わせ先】
電話: (02) 8021-25520478 889 635(担当:青木まで)

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「田中不動産」の無料不動産セミナー

「田中不動産」は物件の売買のみならず、賃貸物件の管理、シドニーへの転勤、移住者へのリロケーションサービス、商業物件の手配など、不動産に関わる全てのサービスを長年提供している、「ワンストップサービス」を目指す不動産会社。多岐に渡るサービス提供により、何千軒にも上る数多くの物件を視察してきた実績があり、不動産に関する知識も豊富で、的確なアドバイスがもらえます。

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今回のセミナーでは、オーストラリアの市民権・永住権保持者の方、または将来取得予定の方を対象に、初めての方でも分かりやすく、オーストラリア不動産は他国と比べて何が良いのか、どのように始めるべきなのか、など基本的な事柄から学ぶことができる他、現在のオーストラリア不動産市場の状況や将来の傾向、同社がおすすめする物件情報まで詳しく解説してもらえます。

「興味はあるけど、どこから始めていいかわからない」「物件購入にかかる費用、流れを知りたい」「大きな決断をする前にもう少し物件購入について勉強したい」「物件購入を考えているけど不安がいっぱいで…」という初心者の方々にとっても役立ちます。少人数の開催となるので、気になることはその場でどしどし気軽に質問してみましょう。

また、個別面談も可能ですので、オーストラリアの市民権・永住権を持っていない方も、いつでもオーストラリア不動産について気軽にお問い合わせを!

スピーカー紹介

田中真実(たなかまみ)「田中不動産」代表

公私にわたり20年以上携わってきた不動産投資の経験を活かし、「田中不動産」を設立。「田中不動産」の代表として、オーストラリア主要都市の新築物件の売買や、在シドニー日本企業スタッフのリロケーション、企業オフィス・ウェアハウスなどの移転事業、投資物件の管理など、不動産全般に関する多岐に渡ったサービスを提供しています。

【日程】2024年6月9日(日)13:30〜
【会場】
シドニー市内(詳細はお申し込みいただいた方にご案内いたします)
参加人数に制限がありますので、ご興味のある方はお早めにお申し込みください。
【参加費】無料(要事前予約)
【申込方法】
電話: (02) 8021-25520478 889 635(担当:青木まで)
メール:[email protected](お名前、電話番号、メールアドレスを必ず記載ください)

※今回の無料勉強会は、オーストラリアの市民権・永住権保持者または、今後取得予定者の方が対象となります。
※定員になり次第、締め切らせていただきます。
※後日個別面談も可能ですので、当日参加できない方も、お気軽にお問い合わせください。

2023年に突入!

ついこの間お正月が来た、と思ったらもう既に1月の後半になっています。

シドニーはまだ夏休み中で、世間的にはまだホリデー気分です。

来週に学校が再開すると、クリスマスからのホリデー気分がようやく抜けて、社会が再開する、と言う感じです。

   

    

 

不動産マーケットはクリスマス気分の12月中旬から1月いっぱいは静かです。

またこれは、昨年2022年5月からのホームローン利子の値上げも関係しています。

 

昨年の2022年5月から12月までの間に、既に毎月連続で8回もホームローンの利子が上がっています。

これで0.1%(2022年4月)だったキャッシュレートが 3.10%(2022年12月)に上がってしまいました(現在のホームローン利子としては6%前後と言う感じでしょうか?)

さらに利子は来月2月にもまた上がると予測されています。

 

このホームローン利子の値上げにより、不動産の買い控えが起こっており、物件が売れなくなってきているので値段も下がっております。また今年中にまだ数回利子は値上がりするという予測もあるため、この状況は今年後半くらいまでは続きそうな感じです。

 

ただコロナで停滞していた海外からの入国者がどんどん入ってきているため、軒並み賃貸物件不足が続いております。この状況下で新たに物件を購入する投資家も少ないため、賃貸物件の供給数が増えず、しばらく状況は改善しそうにありません。

 

そのため場所によっては賃貸物件への競争率が高く、家賃も高騰しており、マーケットに出すとかなりの問い合わせが来て、1回のインスペクションですぐ借り手決まっております。

 

弊社の管理物件でも、海外から実際に物件を見ずに決められたテナントさんもいます(数ヶ月の家賃を前払いする、と言うオファーもありました)。

 

12月のクリスマス前に貸し出したRosebery の1ベッドルーム(駐車場なし)の物件も海外からの学生さんが借りています。

家賃は$650/week というオーナーさんにとってはとても良い家賃で貸し出されました。

近くにUniversity of NSWの大学もあり、2月の大学開始に向けてますます学生の入国が増えるので、まだこの辺りは家賃があがると思われます。

 

物件を所有しているオーナーさんにとっては、とてもいいマーケットですが、賃貸しているテナントさんには厳しい状況が続きそうです。

 

こういう状況を考えると、やはり購入できる時に物件は購入することをお勧めします。

 

今年後半にホームローン利子の値上がりが落ち着くと、買い控えていたバイヤーがマーケットに戻ってくると言われております。

その時期には物件の値段が上がり始めているので、気づいたら遅かった、ということにもなりかねません。そのためこういう時期ですが、今はマーケットに参入するには悪い時期ではありません。

 

またこの時期だからこそ、開発業者からもディスカウントやオファーがたくさん出ていますので、購入をご検討の方は弊社までお問い合わせください。

 

 

 

家賃値上がり事情

過去2年間のロックダウンも収束し、オーストラリアは急速にCovid 以前の状況に戻ってきています。

その一つ現象として、家賃上昇が挙げられます。

Covidの間は海外からの入国を禁止していたため、物件の供給が需要を上回っておりましたが、現在はその逆で、人気のエリアでは賃貸物件が不足しております。一つの物件のオープンインスペクションに20組も人が集まる、というような状況も見られました。

 

そのCovid期間中に賃貸したテナントさんは、現在軒並み、家賃上昇に直面しているのではないでしょうか?

Covid期間中はかなり家賃が下げられ、通常のマーケット家賃よりも20−30%安く借りれましたが、マーケットが回復している現在、オーナーさんはその期間の損失を取り戻そうと家賃値上げを要求しています。

 

残念ながら家賃の値上げ額には制限が設けられていないのが現状です。

そのエリアの、その時のマーケット状況が考慮されるため、もし家賃の相場が妥当であれば、それに見合う値上げも妥当とみなされるようです。

弊社のお客様でも数百ドルの値上げを言われており困っておられる方がいらっしゃいます。

オーナーさんとしても、ホームローンの金利や、管理組合費等の値上げもあり、また、コロナ期間の過去2年間損失がでているため、交渉に応じないケースも出ています。

 

ただそれでもやはり交渉をしてみる価値はあります。

その際にはご自分で周辺の家賃状況をリサーチし、それを踏まえた上でカウンターオファーをしてみてはいかがでしょうか? また、自分がどれだけいいテナントであるか(家賃の支払い、物件の使用状況等)をオーナー側に売り込むことも大切です。

オーナー側としても、いいテナントに長く住んでもらいたい、と言う気持ちもあるので、交渉の余地はあるかもしれません。

 

もしそれでも交渉がうまくいかなかった場合は、残念ですが家賃値上げを受け入れるか、退去するかの選択になります。

 

家賃の値上げには通常最低60日の通知が必要となります。

そのため契約更新日の最低60日前に遡って通知が無ければ、家賃の値上げは更新日と同時にできません。もし通知が遅れれば、契約更新は始まっても家賃値上げ日がずれることになります。

 

また、家賃値上げは最初に決めているケースを除き、Fixed term lease では基本的12ヶ月間に一度となっております(サウスオーストラリアは若干違うようです)。

 

月ごとの契約の場合は(Periodic lease)は、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州、サウスオーストラリア州では12ヶ月に1回、クイーンズランド州、ウエスタンオーストラリア州では6ヶ月に1回、値上げすることが可能となっております。

 

コロナ禍での新築物件の建設の遅れもあり、今後しばらくは賃貸物件の供給が少なくなり、それにより家賃上昇が続くかもしれません。

在宅可能な会社も増えてきましたので、郊外に住む、住むエリアを変える等、今後は工夫が必要になってくるようです。

 

 

 

 

 

 

オーストラリア不動産 ロックダウン下、記録的高騰の背景!

最近、オーストラリアでは、毎日のように不動産価格の高騰についての報道がなされていますが、2021年9月14日に今年6月までの不動産の値段の推移を示す指数が、オーストラリア統計局から発表されました。

それによると、この2021年6月までのオーストラリア全土平均の3ヶ月間の不動産価格の上昇は、6.7%と2003年以来の記録的な上昇を示すものとなったと言うのです。

特に値上がりをしたのトップ3の都市は、

 

1位 キャンベラ  8.2%

キャンベラ 8.2%

Canberra

2位 シドニー      8.1%

シドニー 8.1%

Sydney

 

3位 ホバート  6.3%

ホーバート 6.3%

Hobart

 

その背景として、ロックダウン期間のために市場に出回る物件が少ないことと、史上最低と言われる銀行借り入れ金利のためではないかと専門家は分析しています。

サプライとディマンドのバランスにより、物件の値段が上がっているということのようです。

その事実を裏付けるように物件が売れるまでの期間短くなっている上、オークションでは、売れる物件のパーセンテージも86%ととても高いものとなっています。

 

Auctioneer Stewart Kirkby during the successful auction of a home in Sydney on June 19, 2021. (Peter Rae)

 

コロナ禍のロックダウン中、まさか不動産高騰するとは、誰も予想していなかったのではないでしょうか?

私も実際に最近、大家さんが期待していた売値をはるかに超えた価格で取引された事例を数多く耳にしています。

 

Real estate agent Connie Gerakis applies a sold sticker after the successful property auction at 7 Finlays Avenue, Earlwood. (James Alcock/NINE MEDIA)

 

不動産開発業者も敏感に反応し始めており、オフ・ザ・プラン物件(まだ、立っていない物件)の価格も値上げを表明しています。

 

10月中旬には、ロックダウンも緩和されると言われていますが、専門家は、少し落ち着くことはあっても、まだまだ、ホッとな市場が続くと予想しています。

まだまだ、目が離せないオーストラリアの不動産市場です。

不動産に関するお問い合わせは、田中不動産までお気軽にお問い合わせください。

 

Reference:https://www.9news.com.au/national/australia-property-prices-record-biggest-three-month-jump-on-record/108d79ce-b7b1-4320-906f-ddc97cde85e9

 

 

不動産事情ー上半期を終えて(2021年1−6月)

オーストラリアは現在不動産ブームを迎えており、今年に入って5主要都市全体で平均12.4%の価格上昇が起こっております。

昨年度(2020年)のロックダウン以来、シドニーでは16.4%、メルボルンでは 10%、ブリスベンでは12%の伸びを示しています。

 

1. 現在の不動産中間価格(Median Prices)

シドニー:一戸建(ハウス)$ 910,500 ユニット$650,000

メルボルン:一戸建(ハウス)$ 730,000 ユニット$565,000

ブリスベン:一戸建(ハウス)$ 559,400 ユニット$389,000

アデレード:一戸建(ハウス)$ 5000,00 ユニット$360,000

パース:一戸建(ハウス)$ 500,00 ユニット$430,000

ホバート:一戸建(ハウス)$ 655,150 ユニット$5000,00

ダーウイン:一戸建(ハウス)$ 580,000 ユニット$420,000

キャンベラ:一戸建(ハウス)$ 824,000 ユニット$470,000

 

2. 売り手市場のマーケット

価格上昇の原因の一つが、市場に出ている物件数が少ない事で、現在完全な売り手市場のマーケットとなっています。

シドニーでは戸建(ハウス)が売れるまで平均26日、ユニットでは37日、メルボルンで其々31日、41日、ブリスベンでは、36日、51日、キャンベラで34日、37日となっています。

またディスカウント率も其々の地域で1.5%-3.2%となっており、ほぼ広告の値段で売れるか、またはそれ以上に値段が上がる事も起きております(特にオークションの場合)。

 

3、賃貸マーケット事情

海外との国境がクローズしている事により、学生、ツーリスト、ワーキングホリデーメーカー等の入国がないため、シドニー、メルボルンのインナー・シティエリアでは、Covidのパンデミック以前と比べると家賃が下がっており、シドニーで18.2%、メルボルンでは27、7%の減少率となっております。

ただブリスベンとパースでは影響が少なく、ブリスベンでは3%の減少、パースでは逆に2.1%の上昇となっております。

 

それにも関わらず、シドニーとメルボルンではユニットの購入価格が上昇しており、ファーストホームバイヤー、マイホームバイヤー、投資家が購入を進めています。

 

大手銀行や専門家は、今回のブームで不動産価格は20−30%の上昇を見せ、その後2−3年かけてスローダウンしていくのではないか、と言う見通しを立てています。

 

この売り手市場の不動産状況を踏まえると、十分なリサーチや専門家のアドバイスがとても重要となり、それにより、どのエリアに、どの様な物件を購入するか、と言うことを見極める事が必要となってくるでしょう。

 

 

 

 

不動産マーケット – 今後の予測

数年後の不動産マーケット

今後2‐3年後には現在の不動産マーケットはどうなっているのでしょうか?

専門家の予測では、今回の不動産ブームの始まりから比べると、不動産価格は最終25-30%上昇しているのではないか、と言われています。

その頃には、Covid-19で打撃を受けた経済も回復しつつあり、また、雇用状況、給与も上昇し、それに伴い、ホームローンの利子も引き上げられるだろう、と言う予測です。

ただ、インフレーションに給与上昇率が追い付かず、また、ここ数年は不動産価格が二桁の上昇率を示しており、そうなると将来的には、大半の人にとって、不動産購入が手の届かない物になってしまうのではないか?と懸念されています。

 

ただそんな状況下でも、不動産は購入できます。

そのためには「どこに」「どんな」物件を、「幾らで」購入するかが、重要なポイントとなります。

 

 

それでは「どこに」不動産購入を考えるべきなのでしょうか?

1. ロケーション!

これは言うまでも無く、交通の便がいい、近くにショッピング、スーパーがある、学校、公園の公共施設も充実している、と言うエリアです。特に電車沿線が好まれる傾向にありますが、バス沿線でも、大きなサバーブの隣や、ビーチやナショナルパーク等の自然がある、将来に大きな開発が予想される、と言うエリアであれば発展の可能性ありです。

 

2. 確立されたエリア、安定したエリア

ホームオーナーが既に20-40年と住んでいるエリアは、持ち家に対してのホームローンの比率も低く、経済的にもある程度余裕のある方が住む、安定したエリアになります。こういうエリアは将来さらに発展が見込まれるかもしれません。

 

3. ステップアップを図りたい人達が住むエリア

お金に少し余裕が出てきた、家のアップグレードを図りたい、という人達が移り住むエリアは、そういう人達が集まって、エリアのクオリティもあがります。そのため、良いテナントも集まり、将来的には不動産価値の上昇が見込まれます。

これは所謂「高級サバーブ」では無く、その周辺にある、現在既に確立された比較的古めのサバーブであったり、新しく作られた街で、その便利さや将来性を考えて、ステップアップを図りたい人たちが集まってくるサバーブと考えられます。

 

 

そして「どんな」物件を買うべきでしょうか?

一時の家賃収入を見込むよりも、将来不動産の価値があがるエリアを狙う方が不動産投資としては価値があります。

これらは、戸建て、タウンハウスや、ファミリーフレンドリーなエリアのユニットであったりします。安定した収入、また収入に余裕のある人達がテナントとして選ぶサバーブや物件は、将来、エリアのバリュー、不動産価値の上昇が見込まれます。

 

 

 

 

不動産購入は、できるだけ長期、20-30年先を見据えて購入することが必要です。

将来リタイアした時に、この物件に住み続けれるか?または投資物件として十分な収入が得られるか?または、子供に残していく価値のある物件か?という事を考えてプランすることが大事です。

もちろん、最初のマイホーム購入時には、予算や、通勤、子供の学校等の制限があるため、プラン通りには行かない事もありますが、その後、2件目、3件目と投資物件を考える際には、これらを参考にしてみてください。

 

*弊社ではお客様のご予算、ご要望に応じて、バイヤーズエージェントとして、不動産購入のお手伝いをさせていただいております。詳しくはお問い合わせください。

 

 

不動産マーケットの現状

現在オーストラリアの不動産マーケットは、このコロナ禍において、過去20年間で最も急激な上昇率による不動産ブームを迎えています。

これには幾つかの理由があげられます。

 

1、低金利のホームローン

低金利の間に、賃貸からマイホームへ、現在の持ち家のアップグレード、市内から郊外の大きな家への住み替え等、この機会に購入を、と考える人が増えています。これらの人が「FOMOーFear Of Missing Out」と言う、「この機会を逃したく無い」と言う心理状況を掻き立て、さらなる価格高騰につながっています。

 

 

2、経済状況、雇用状況の改善、コロナ状況の安定化による消費者自信のアップ

これらの状況が需要を加速させています。

 

3、需要>供給

売り物件が広告に出された途端に買われる、と言う状況が現在起こっており、供給が需要に追いついていません。

過去5年間の平均より24%供給が少ないのも、消費者心理を煽る状況となっております。

 

4、過去2−3年間様子を見ていたバイヤーが積極的にマーケットに参入

経済状況への不安、2019年度の選挙、2020年のコロナ等で、ここ数年間様子を見ていたバイヤーが、低金利も合わさって、ここぞとばかりに積極的に購入を考えており、また「FOMOーFear Of Missing Out」心理状況が、これに加速を加えています。

 

5、コロナによる住むエリアへの「意識変革」

コロナにより、生活スタイルへの変化が余儀なくされた事により、人々の自宅への定義・意識に変化が見られました。

これまでは勤務先との距離が主要なポイントであったものが、コロナ禍で自宅で仕事をする事が日常となり、それにより、自宅周辺に 「公園がある」、「ビーチがある」、「ショッピングセンターがある」、「コーヒーショップがある」、と言う日常の生活をするのに便利でリラックスできる環境が「徒歩20分圏内にある」、と言うのが大切なポイントとなってきました。

コロナ状況が落ち着くと予想される来年以降、毎日の出勤が不必要になる新しい勤務形態が構築されていく事になると、人々の「どこに住むか?」「どの様な物件に住むか?」の意識変革により、住み替え、新規購入がさらに進んでいくでしょう。