不動産マーケット – 今後の予測

数年後の不動産マーケット

今後2‐3年後には現在の不動産マーケットはどうなっているのでしょうか?

専門家の予測では、今回の不動産ブームの始まりから比べると、不動産価格は最終25-30%上昇しているのではないか、と言われています。

その頃には、Covid-19で打撃を受けた経済も回復しつつあり、また、雇用状況、給与も上昇し、それに伴い、ホームローンの利子も引き上げられるだろう、と言う予測です。

ただ、インフレーションに給与上昇率が追い付かず、また、ここ数年は不動産価格が二桁の上昇率を示しており、そうなると将来的には、大半の人にとって、不動産購入が手の届かない物になってしまうのではないか?と懸念されています。

 

ただそんな状況下でも、不動産は購入できます。

そのためには「どこに」「どんな」物件を、「幾らで」購入するかが、重要なポイントとなります。

 

 

それでは「どこに」不動産購入を考えるべきなのでしょうか?

1. ロケーション!

これは言うまでも無く、交通の便がいい、近くにショッピング、スーパーがある、学校、公園の公共施設も充実している、と言うエリアです。特に電車沿線が好まれる傾向にありますが、バス沿線でも、大きなサバーブの隣や、ビーチやナショナルパーク等の自然がある、将来に大きな開発が予想される、と言うエリアであれば発展の可能性ありです。

 

2. 確立されたエリア、安定したエリア

ホームオーナーが既に20-40年と住んでいるエリアは、持ち家に対してのホームローンの比率も低く、経済的にもある程度余裕のある方が住む、安定したエリアになります。こういうエリアは将来さらに発展が見込まれるかもしれません。

 

3. ステップアップを図りたい人達が住むエリア

お金に少し余裕が出てきた、家のアップグレードを図りたい、という人達が移り住むエリアは、そういう人達が集まって、エリアのクオリティもあがります。そのため、良いテナントも集まり、将来的には不動産価値の上昇が見込まれます。

これは所謂「高級サバーブ」では無く、その周辺にある、現在既に確立された比較的古めのサバーブであったり、新しく作られた街で、その便利さや将来性を考えて、ステップアップを図りたい人たちが集まってくるサバーブと考えられます。

 

 

そして「どんな」物件を買うべきでしょうか?

一時の家賃収入を見込むよりも、将来不動産の価値があがるエリアを狙う方が不動産投資としては価値があります。

これらは、戸建て、タウンハウスや、ファミリーフレンドリーなエリアのユニットであったりします。安定した収入、また収入に余裕のある人達がテナントとして選ぶサバーブや物件は、将来、エリアのバリュー、不動産価値の上昇が見込まれます。

 

 

 

 

不動産購入は、できるだけ長期、20-30年先を見据えて購入することが必要です。

将来リタイアした時に、この物件に住み続けれるか?または投資物件として十分な収入が得られるか?または、子供に残していく価値のある物件か?という事を考えてプランすることが大事です。

もちろん、最初のマイホーム購入時には、予算や、通勤、子供の学校等の制限があるため、プラン通りには行かない事もありますが、その後、2件目、3件目と投資物件を考える際には、これらを参考にしてみてください。

 

*弊社ではお客様のご予算、ご要望に応じて、バイヤーズエージェントとして、不動産購入のお手伝いをさせていただいております。詳しくはお問い合わせください。

 

 

田中不動産(TANAKA REALTY)
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