現在コロナウイルスの影響で、不動産業界を含む経済の活性化、及びファーストホームバイヤー(新規住宅購入者)救済のために、政府から様々なレスキュープランが出ています。
この様な状況下ですが、期間限定の物もあり、活用できればかなりのセービングになりますので、購入を考えている方には朗報です。
各州によって補助額や、これを受けれる条件が違います。
主な取得条件としては、下記になりますが、各州によって異なりますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。
– 購入する本人、パートナーがこれまで物件を購入していない
– 18歳以上である
– オーストラリア市民または、永住権保持者
– 物件引き渡し後、一定期間実際に住む事
NSW州
1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000
– $600,000まで、または
– $750,000まで(土地と家のパッケージの場合)
– 新築に限る
2) スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $800,000まではスタンプデューティーが全額免除 (現行の$600,000から引き上げ)
– $800,001以上~$1ミリオンまでは段階的な免税
– 上記は2020年の8月1日から12ヵ月間限定の政策
– 12か月後には、以前の政策に戻る予定($600,000まで全額免除、$800,000までは段階的な免税)
– 新築に限る
– 中古物件の場合は以前と同様(650,000まで全額免税、その後$800,000までは段階的な免税)
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に最低6か月住む必要有
VIC州
1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000 メルボルン市内、近郊エリア
– $20,000 VIC州の郊外
– $750,000以下
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に12か月住む必要有
– 2021年 6 月30日まで
2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $600,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– $600,001以上-$750,000までは段階的な免税
– 新築、中古物件でも同様の免税が受けられる
QLD州
1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $15,000
– $750,000以下
– 新築に限る
2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $550,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– 物件引き渡し後に12か月住む必要有(12か月間は売買できない)
ファーストホームローンディポジット(頭金)スキーム
ファーストホームバイヤーを救済するために、新たに設けられたスキームで、通常物件購入時、頭金が購入価格の20%に足らない場合は、レンダーズモーゲージインシュアランス (ホームローンの会社が自分たちのリスクを減らすために掛ける保険で、その費用はローンの借主負担) を支払う事になりますが、これを政府が保証人となる形となる事で免除され、5%の頭金で物件の購入が可能となります。(最高$10,000までのセービングが可能)
ただし;
– 購入価格の最低5%の頭金が払える事
– 年間10,000人までなので、早めに申し込む必要有。
– 収入独身$125,000以下、カップル $200,000以下
– シドニー近郊では上限$700,000までの物件(州によって異なる)
上記これらの政策でセービングできる金額は;
NSW州の場合
例)$600,000の物件購入の場合
-ファーストホームバイヤーグラント$10,000
-スタンプデューティー免除:$22,335
合計:$32,335のセービング
例)$800,000の物件購入の場合
-ファーストホームバイヤーグラント:無
-スタンプデューティー免除:$31,335
合計:$ 31,335 のセービング
*上記情報は2020年8月21日現在の物となります。情報に変更が出る場合もありますので、ご了承ください
この様な状況下で、開発業者からも様々なディカウントやオファーが出ております。
詳しくは弊社までお問い合わせください。
田中不動産(TANAKA REALTY)
Level 1, 269 Pacific Highway, Artarmon, NSW, 2064
[email protected]
tanakarealty.com.au
TEL: +61 02 8021 2552