先日、メルボルンに行ってきました。
その日はシドニーも風の冷たい日だったのすが、やはりメルボルンは気温が低く寒かったです。
今回は1泊2日の出張でしたが、やはりメルボルンの魅力は「トラムー路面電車」ですね。
市内を碁盤の目に沿って一網し、そこから市街にも繋がっていて、とても便利です。
他の都市では「バス」と言う役割のものになるのでしょうが、路線があるため基本渋滞になることは無く(各信号には停まりますが)、細かく停留所があるので、行きたい場所に行きやすい、という利点があります。また市内中心部の運賃は無料となっているのも魅力で、市内観光だけであれば無料で移動も可能です。
観光用のレトロなトラムもあるので、メルボルン初体験の方は是非それにも乗ってみてください。
今回はメルボルン市内のSouthern Cross Stationと、Flinders Stationという、 大きな駅を利用しましたが、Southern Cross Stationは、メルボルンの郊外行きの電車も繋がる、シドニーで言えばCentral Station の様な感じです。
Flinders Stationはオーストラリアで一番古い駅で、メルボルンのランドマークとなる趣のある造りです。駅の向かいには19世紀のゴシック建築で造られたセントポール教会(St Paul’s Cathedral)もあります。
Flinders Station から市内を走るヤラリバーを渡るとメルボルン州立美術館(National Gallery of Victoria)が見えてきます。時間が遅かったので、中の展示物は見れませんでしたが、外のGood! の親指彫刻がとてもユニークです。
橋を越えるとここからはSouthbankと言うエリアになり、メルボルン市内までの近さ、ウォーターフロント沿いのショッピング、ダイニングエリア、リバービュー、シティビューが眺められる等の理由でとても人気の高い場所です。
メルボルンは市内を川が通っており、シドニーは周辺を海に囲まれ、湾に面した都市と言う感じですね。
今回は時間が短く市内を隈なく散策と言うわけには行かなかったのですが、もちろん市内には高層マンション、ビルが立ち並び、シドニー同様、これからまだ広がる発展の波を感じました。
歴史のある街並みのメルボルン。機会があれば是非立ち寄って、トラム旅を楽しんでください。
車窓から見える新旧融合した眺めには趣があります。