オーストラリア不動産の現状

「Covid-19(コロナウイルス)の影響による「景気後退」からほぼ抜け出し、回復傾向にある」

 

10月末にオーストラリアの国営銀行からこのような発表がありました。

 

まだ世界的に第2波、第3波が来ている他国から見れば、驚くような発言ですが、実際、不動産でも上向き傾向の数字が出ています。

 

12月に入ってシドニーは不動産価格がさらに0.2%の上昇を見せ、今年全体では2.2%の上昇率。

アデレード、ブリスペンは比較的コロナの影響を受けなかったのもあり、それぞれ今年は5.75%、4.15%。の上昇。

感染者が増え、4か月近くロックダウンのあったメルボルンは一番影響を受けたため、2%程の下降となっています。

 

 

 

各州のボーダー(州境)を閉じるなど、厳しい政策が功をなしたのか、オーストラリアは他国程、コロナの影響を受けなかった事もあり、また、政府による各家庭、ビジネスへの経済援助も初期から的確に行われてきたこともあって、景気回復に向かうのが早く、ここにきてオーストラリアの経済の底力を感じています。

 

今年は海外からの移入者が制限されているのにもかかわらず、不動産の景気がいいのは、一つには現在金利が過去最低レベルで、ホームローンの金利が2%前後という事、他の理由としては、オーストラリアは富裕層を含む中上級階層が厚く、コロナ下でもお金に余裕のある人が多いという事ではないかと思っております。

 

実際、ボーダーがクローズしていたため、海外旅行はもとより、国内旅行もできなかったので、お金に余裕のある方々は、家の改装に着手したり、車を買い替えたり、ひいては、不動産を購入したりと、景気回復に貢献してきているようです。

 

北半球と違い、これから夏本番を迎えるオーストラリアは、気候も手伝って、コロナ感染も落ち着き、来年以降、不動産価格の上昇が見込まれています。

 

安定した政権、経済のオーストラリアの不動産はやはり国内外から常に魅力的なようです。

 

ファーストホームバイヤー(新規住宅購入者)へ朗報

現在コロナウイルスの影響で、不動産業界を含む経済の活性化、及びファーストホームバイヤー(新規住宅購入者)救済のために、政府から様々なレスキュープランが出ています。

この様な状況下ですが、期間限定の物もあり、活用できればかなりのセービングになりますので、購入を考えている方には朗報です。

各州によって補助額や、これを受けれる条件が違います。

主な取得条件としては、下記になりますが、各州によって異なりますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

– 購入する本人、パートナーがこれまで物件を購入していない
– 18歳以上である
– オーストラリア市民または、永住権保持者
– 物件引き渡し後、一定期間実際に住む事

 

NSW州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000
– $600,000まで、または
– $750,000まで(土地と家のパッケージの場合)
– 新築に限る

2) スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $800,000まではスタンプデューティーが全額免除 (現行の$600,000から引き上げ)
– $800,001以上~$1ミリオンまでは段階的な免税
– 上記は2020年の8月1日から12ヵ月間限定の政策
– 12か月後には、以前の政策に戻る予定($600,000まで全額免除、$800,000までは段階的な免税)
– 新築に限る
– 中古物件の場合は以前と同様(650,000まで全額免税、その後$800,000までは段階的な免税)
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に最低6か月住む必要有

 

 

VIC州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000 メルボルン市内、近郊エリア
– $20,000  VIC州の郊外
– $750,000以下
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に12か月住む必要有
– 2021年 6 月30日まで

2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $600,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– $600,001以上-$750,000までは段階的な免税
– 新築、中古物件でも同様の免税が受けられる

QLD州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $15,000
– $750,000以下
– 新築に限る

2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $550,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– 物件引き渡し後に12か月住む必要有(12か月間は売買できない)

 

 

ファーストホームローンディポジット(頭金)スキーム

ファーストホームバイヤーを救済するために、新たに設けられたスキームで、通常物件購入時、頭金が購入価格の20%に足らない場合は、レンダーズモーゲージインシュアランス (ホームローンの会社が自分たちのリスクを減らすために掛ける保険で、その費用はローンの借主負担) を支払う事になりますが、これを政府が保証人となる形となる事で免除され、5%の頭金で物件の購入が可能となります。(最高$10,000までのセービングが可能)

ただし;

– 購入価格の最低5%の頭金が払える事

– 年間10,000人までなので、早めに申し込む必要有。

– 収入独身$125,000以下、カップル $200,000以下

– シドニー近郊では上限$700,000までの物件(州によって異なる)

 

上記これらの政策でセービングできる金額は;

NSW州の場合

例)$600,000の物件購入の場合

-ファーストホームバイヤーグラント$10,000

-スタンプデューティー免除:$22,335

合計:$32,335のセービング

 

例)$800,000の物件購入の場合

-ファーストホームバイヤーグラント:無

-スタンプデューティー免除:$31,335

合計:$ 31,335 のセービング

 

*上記情報は2020年8月21日現在の物となります。情報に変更が出る場合もありますので、ご了承ください

 

この様な状況下で、開発業者からも様々なディカウントやオファーが出ております。

詳しくは弊社までお問い合わせください。

不動産購入のアドバイザー「バイヤーズ・エージェント」とは

不動産購入⓵ 「バイヤーズ・エージェント」ー不動産のアドバイザー

 

~専門家による適切なアドバイスで、思いもよらない素敵な物件との出会い~

 

 

オーストラリアでは、毎日のように不動産についてのニュースが流れています。

今が買い時、と言われても、さて、不動産購入のために何から始めて良いかわからない、適正価格や手順が分からないなど、実際に物件を購入する際には、様々な専門知識が必要になって来ます。

 

セミナーに行っても実際にどこから何を始めたらよいかなど、分からないことだらけではないでしょうか?

ただもし、買いたい!と思われたのであれば、買える日は必ず来ます。

 

そういう皆様の夢の実現のお手伝いをさせて頂いきたく、その一環として、弊社ではバイヤーズ・エージェントと言うサービスを提供させて頂いております。

 

「バイヤーズ・エージェント」とは、簡単に言うと、不動産購入の際の「アドバイザー」です。

バイヤーズ・エージェントは、100%お客様側の立場に立って、物件購入のための様々な専門家をご紹介させて頂きながら、お客様のために一番良い物件をお探しする、お客様側のエージェントです。

 

先日もオーストラリアに以前お住まいだった、オーストラリア人のお客様の物件購入のお手伝いをさせて頂きました。

 

そのお客様は、「海の見える物件」という事で、東側の高級住宅地の物件をご自身で既にご覧になっていました。

ご相談をいただいたあと、弊社にてお手伝いをさせて頂けることになり、色々と一緒にインスペクション(物件の内覧)をして廻りました。それにより、お客様の好み、ご要望、生活習慣を詳しく知る事ができ、更にポイントを絞ってご紹介することができました。

 

 

「海が見える」と言うのが第一条件ですが、お客様は高齢のご夫婦でいらっしゃいましたので、「便利である」と言うのも、重要なポイントでした。その他、周りの環境や、どのような方達が住まれているのか、と言う点にもこだわりがあると言う事でした。

そこで、もしかしたら、シティーの海の見える高級アパートメントはどうかな?と思うようになり、思い切ってご紹介することにしました。

 

はじめは、「シティー?」とおっしゃられていたお客様でしたが、その後、周りの落ち着いた雰囲気、居住者の特徴や便利さなどを気に入られ、最終的には物件を購入される事になりました。

 

ご本人様たちも「まさか自分たちが、シティーに住むとは思わなかった」と驚いていらっしゃいましたが、「勧めてもらわなかったら、この物件には出会っていなかった」と言って、とても喜んでいただいております。

 

「お客様のご要望を吟味し、自分たちの経験から、お客様に満足いただける様々なオプションを提案させていただく」

これこそが私達の仕事、使命だと思っておりますので、そう言って喜んでいただけると、正直とても嬉しいです。これらのお客様からの温かいお言葉が、私達の日々の原動力となっております。

 

 

私達は、今日も、東へ、西へ、と奔走しております。時には他州にも足を延ばす事もあります。

 

オーストラリアの不動産購入には、多くの利点があります(その事については、後日またお話させていただきます)。

 

不動産購入にご興味のある方、不動産購入をお考えの方は、是非、一度お気軽にお問い合わせください。

 

【お勧め海外不動産投資ロケーション】ロビーナ(ゴールドコースト、クイーズランド州)

ロビーナは現在、ゴールドコーストで最も注目され、開発が進んでいるエリアです。

まずロケーションが最高!で、ゴールドコーストで有名なビーチ・サーファーズパラダイスまで車で20分、ロビーナ駅までも近く、徒歩圏内に大きな病院が2つあります。

 

 

 

また、400店舗を含む、ゴールドコーストで2番目に大きいショッピングセンター「ロビーナタウンセンター」まで徒歩2分、ボンド大学も近くにあり、空港からも車で約20分の距離です。

       

 

グレッグ・ノーマンがデザインしたゴルフコースも隣接しており、緑に囲まれた環境豊かなエリアです。

その利便性のため、最近の商業の新入や、多くのプロフェッショナルの人達の移住も始まっております。

 

 

このロビーナに開発された「ケンブリッジレジデンス」を今回視察してきました。

周りは緑で囲まれ、空気も新鮮でリフレッシュされる感じです。

 

    

 

 

プール、ジムの設備も整っており、お天気の良い日には、プールサイドで、ゴールドコーストの青空を満喫できます。

       

 

 

早速、幾つか部屋を見せてもらいました。

現在4棟のうち、3棟が既に完成しており、3棟目が今売りに出ています。

 

 

値段は1 ベッドルーム+1 バスルーム+駐車場付きで$370,000 から購入できます(日本円で約2500万、2020年3月10日現在)。

1 ベッドルームでも約74平米あるので、かなり広い間取りです。

 

写真にあるのは、1 ベッドルーム+スタディ+2 バスルーム+駐車場付きで、値段は$415,000です。(日本円で約2800万、2020年3月10日現在)。

広さは88平米あるので、都心部の2 ベッドルームユニットと、ほぼ同じ位です。

    

      

 

リビングエリアはフローリングで、ベッドルームはカーペット、モダンなフル装備のキッチン(ガスレンジ、オーブン、食洗器付き)、スタイリッシュなバスルーム(ハンドシャワー)と、内装にもクオリティが感じられます。

 

参考までに1 ベッドルーム+2 バスルームのフロアプランをご紹介します。

 

 

高層階からは、サーファーズパラダイスの街並み、ゴールドコーストのヒルエリアが眺められます。

          

 

 

このエリアは、これから更に発展が見込まれ、インフラの整備も進んでいくため、賃貸物件としての人気も高く、良いテナントさんが見込まれます。

また、物件によっては、既にテナントさんが入っている物件を、開発業者がテナントさん付きで売るというものもあり、その場合は、決済されたその日から家賃収入が期待できます(ケースによります)。

 

開発業者が出している家賃の目安は、1ベッドルームで、週約$400-$425、2ベッドルームで約$500-$520 となっております。

他にも、下記の様なレポートが出されています。

 

  • 2019年3月時点で、ロビーナの中間ユニット価格は$470,000で、ゴールドコーストより9%も高い。
  • 2016年以来、ロビーナのユニット価格は5%上昇。
  • ユニットのイールド(利益率)は、6.2%で、一戸建てのイールド(4.5%)より高い。
  • 賃貸の空室率は2.9%で、需要、供給のバランスがとれている。
  • (2019年11月時点でのリサーチ結果)

 

シドニーでは物件価格が高騰してしまっているので、お手頃な価格で物件購入を考えていらっしゃる方にはとてもお勧めの物件です。

 

また、日本から投資を考えていらっしゃる方にも、現在、日本円が高く、オーストラリアドルが弱い状況ですので、投資時期としては最適です。

 

弊社ではこれまでにも、オーストラリア在住または、日本から投資目的でご購入のお客様に、多数、物件のご紹介、成約手続きをしてまいりました。

 

お客様それぞれのご予算、ご要望に合う物件を厳選してご紹介させていただいておりますので、ご質問等ありましたらご連絡下さい。

 

また、ご要望に応じて、少人数のセミナーも行っておりますので、興味のある方は弊社まで是非、お気軽にお問い合わせください。

【オーストラリア不動産事情】首都キャンベラで家を買う

キャンベラは、オーストラリアの首都で、国内でも経済が安定し、常に経済成長をしている都市と言われています。ここ数年他州の不動産価格が落ち込む中、緩やかながら未だ不動産価格は上昇を続けています。3年後の2022年までに平均10%の上昇を予想する専門家もいます。

 

キャンベラの投資がおすすめの理由

キャンベラは、政府関係機関や多くの大学のある計画整備都市です。
今、キャンベラの物件は「投資物件」として見直されています。ビザの取得に有利であることや不動産取得に関する税金が他州と違うということが、一番の理由だと考えています。

 

他州と比べて違うポイント

不動産取得印紙税(スタンプ・デューティー)が最も低額率

不動産取得印紙税の税率が、オーストラリアの中で最も低額の約2.4% (ただし物件の価格によって税率は変動します)。

外国人サーチャージ無し    (外国人による不動産取得税・追徴税=シドニー8%)

外国人投資家が通常支払う必要のあるFIRB (Foreign Investment Review Board) のサーチャージが、キャンベラではかかりません。
※FIRBのサーチャージは、NSW州では8%、VIC州では7%

 

キャンベラの一般に知られていない特徴

オーストラリア主要都市の中で一番、家賃が高い

キャンベラの物件の空室率は、オーストラリア全土の中でも特別低く、平均で1.0 %ほど。貸し手市場です。空席率が低いため、レンタル料が高いことでも知られ、平均7%と高い収益(イールド)が期待できます。
※全国平均2.2%、シドニー3.2% 2019年10月現在

高学歴、高所得者が集中している

キャンベラは失業率も低い上、政府関係者や大学関係者といった高学歴のプロフェッショナルが多く居住しているため、安定した収入を得ているテナントが期待できます。
オーストラリア全土の平均給料は週$1,585に対して、キャンベラは週$1,812。
※2018年の統計

 

不動産の動き(フォーキャスト)

キャピタルゲインの期待

政府の30億ドル投資・インフラ整備

インフラ整備がすでに始まっており、2019年にはライトレールも開通します。それにともない、大学や公共機関などの誘致も計画されており、今後さらに発展が期待されています。

オーストラリア・シドニーの日系不動産会社
田中不動産(TANAKA REALTY )

長年の海外経験、不動産投資、およびネットワークを活かした、「賃貸物件の紹介」「売買のサポート」「投資不動産物件の管理」「商業物件の紹介」など不動産物件に関するさまざまなサービスを提供しています。

開発業者や不動産会社、会計士、ビザコンサルタントなど、その道のプロもご紹介できますので、投資の仕方や財産の増やし方も直接ご相談できます。

不動産に関するご質問全般、オーストラリアで不動産物件の購入・投資を考えている方は是非一度ご連絡下さい。