2023年に突入!

ついこの間お正月が来た、と思ったらもう既に1月の後半になっています。

シドニーはまだ夏休み中で、世間的にはまだホリデー気分です。

来週に学校が再開すると、クリスマスからのホリデー気分がようやく抜けて、社会が再開する、と言う感じです。

   

    

 

不動産マーケットはクリスマス気分の12月中旬から1月いっぱいは静かです。

またこれは、昨年2022年5月からのホームローン利子の値上げも関係しています。

 

昨年の2022年5月から12月までの間に、既に毎月連続で8回もホームローンの利子が上がっています。

これで0.1%(2022年4月)だったキャッシュレートが 3.10%(2022年12月)に上がってしまいました(現在のホームローン利子としては6%前後と言う感じでしょうか?)

さらに利子は来月2月にもまた上がると予測されています。

 

このホームローン利子の値上げにより、不動産の買い控えが起こっており、物件が売れなくなってきているので値段も下がっております。また今年中にまだ数回利子は値上がりするという予測もあるため、この状況は今年後半くらいまでは続きそうな感じです。

 

ただコロナで停滞していた海外からの入国者がどんどん入ってきているため、軒並み賃貸物件不足が続いております。この状況下で新たに物件を購入する投資家も少ないため、賃貸物件の供給数が増えず、しばらく状況は改善しそうにありません。

 

そのため場所によっては賃貸物件への競争率が高く、家賃も高騰しており、マーケットに出すとかなりの問い合わせが来て、1回のインスペクションですぐ借り手決まっております。

 

弊社の管理物件でも、海外から実際に物件を見ずに決められたテナントさんもいます(数ヶ月の家賃を前払いする、と言うオファーもありました)。

 

12月のクリスマス前に貸し出したRosebery の1ベッドルーム(駐車場なし)の物件も海外からの学生さんが借りています。

家賃は$650/week というオーナーさんにとってはとても良い家賃で貸し出されました。

近くにUniversity of NSWの大学もあり、2月の大学開始に向けてますます学生の入国が増えるので、まだこの辺りは家賃があがると思われます。

 

物件を所有しているオーナーさんにとっては、とてもいいマーケットですが、賃貸しているテナントさんには厳しい状況が続きそうです。

 

こういう状況を考えると、やはり購入できる時に物件は購入することをお勧めします。

 

今年後半にホームローン利子の値上がりが落ち着くと、買い控えていたバイヤーがマーケットに戻ってくると言われております。

その時期には物件の値段が上がり始めているので、気づいたら遅かった、ということにもなりかねません。そのためこういう時期ですが、今はマーケットに参入するには悪い時期ではありません。

 

またこの時期だからこそ、開発業者からもディスカウントやオファーがたくさん出ていますので、購入をご検討の方は弊社までお問い合わせください。

 

 

 

田中不動産(TANAKA REALTY)
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