2023年に突入!

ついこの間お正月が来た、と思ったらもう既に1月の後半になっています。

シドニーはまだ夏休み中で、世間的にはまだホリデー気分です。

来週に学校が再開すると、クリスマスからのホリデー気分がようやく抜けて、社会が再開する、と言う感じです。

   

    

 

不動産マーケットはクリスマス気分の12月中旬から1月いっぱいは静かです。

またこれは、昨年2022年5月からのホームローン利子の値上げも関係しています。

 

昨年の2022年5月から12月までの間に、既に毎月連続で8回もホームローンの利子が上がっています。

これで0.1%(2022年4月)だったキャッシュレートが 3.10%(2022年12月)に上がってしまいました(現在のホームローン利子としては6%前後と言う感じでしょうか?)

さらに利子は来月2月にもまた上がると予測されています。

 

このホームローン利子の値上げにより、不動産の買い控えが起こっており、物件が売れなくなってきているので値段も下がっております。また今年中にまだ数回利子は値上がりするという予測もあるため、この状況は今年後半くらいまでは続きそうな感じです。

 

ただコロナで停滞していた海外からの入国者がどんどん入ってきているため、軒並み賃貸物件不足が続いております。この状況下で新たに物件を購入する投資家も少ないため、賃貸物件の供給数が増えず、しばらく状況は改善しそうにありません。

 

そのため場所によっては賃貸物件への競争率が高く、家賃も高騰しており、マーケットに出すとかなりの問い合わせが来て、1回のインスペクションですぐ借り手決まっております。

 

弊社の管理物件でも、海外から実際に物件を見ずに決められたテナントさんもいます(数ヶ月の家賃を前払いする、と言うオファーもありました)。

 

12月のクリスマス前に貸し出したRosebery の1ベッドルーム(駐車場なし)の物件も海外からの学生さんが借りています。

家賃は$650/week というオーナーさんにとってはとても良い家賃で貸し出されました。

近くにUniversity of NSWの大学もあり、2月の大学開始に向けてますます学生の入国が増えるので、まだこの辺りは家賃があがると思われます。

 

物件を所有しているオーナーさんにとっては、とてもいいマーケットですが、賃貸しているテナントさんには厳しい状況が続きそうです。

 

こういう状況を考えると、やはり購入できる時に物件は購入することをお勧めします。

 

今年後半にホームローン利子の値上がりが落ち着くと、買い控えていたバイヤーがマーケットに戻ってくると言われております。

その時期には物件の値段が上がり始めているので、気づいたら遅かった、ということにもなりかねません。そのためこういう時期ですが、今はマーケットに参入するには悪い時期ではありません。

 

またこの時期だからこそ、開発業者からもディスカウントやオファーがたくさん出ていますので、購入をご検討の方は弊社までお問い合わせください。

 

 

 

家賃値上がり事情

過去2年間のロックダウンも収束し、オーストラリアは急速にCovid 以前の状況に戻ってきています。

その一つ現象として、家賃上昇が挙げられます。

Covidの間は海外からの入国を禁止していたため、物件の供給が需要を上回っておりましたが、現在はその逆で、人気のエリアでは賃貸物件が不足しております。一つの物件のオープンインスペクションに20組も人が集まる、というような状況も見られました。

 

そのCovid期間中に賃貸したテナントさんは、現在軒並み、家賃上昇に直面しているのではないでしょうか?

Covid期間中はかなり家賃が下げられ、通常のマーケット家賃よりも20−30%安く借りれましたが、マーケットが回復している現在、オーナーさんはその期間の損失を取り戻そうと家賃値上げを要求しています。

 

残念ながら家賃の値上げ額には制限が設けられていないのが現状です。

そのエリアの、その時のマーケット状況が考慮されるため、もし家賃の相場が妥当であれば、それに見合う値上げも妥当とみなされるようです。

弊社のお客様でも数百ドルの値上げを言われており困っておられる方がいらっしゃいます。

オーナーさんとしても、ホームローンの金利や、管理組合費等の値上げもあり、また、コロナ期間の過去2年間損失がでているため、交渉に応じないケースも出ています。

 

ただそれでもやはり交渉をしてみる価値はあります。

その際にはご自分で周辺の家賃状況をリサーチし、それを踏まえた上でカウンターオファーをしてみてはいかがでしょうか? また、自分がどれだけいいテナントであるか(家賃の支払い、物件の使用状況等)をオーナー側に売り込むことも大切です。

オーナー側としても、いいテナントに長く住んでもらいたい、と言う気持ちもあるので、交渉の余地はあるかもしれません。

 

もしそれでも交渉がうまくいかなかった場合は、残念ですが家賃値上げを受け入れるか、退去するかの選択になります。

 

家賃の値上げには通常最低60日の通知が必要となります。

そのため契約更新日の最低60日前に遡って通知が無ければ、家賃の値上げは更新日と同時にできません。もし通知が遅れれば、契約更新は始まっても家賃値上げ日がずれることになります。

 

また、家賃値上げは最初に決めているケースを除き、Fixed term lease では基本的12ヶ月間に一度となっております(サウスオーストラリアは若干違うようです)。

 

月ごとの契約の場合は(Periodic lease)は、ニューサウスウェールズ州、ヴィクトリア州、サウスオーストラリア州では12ヶ月に1回、クイーンズランド州、ウエスタンオーストラリア州では6ヶ月に1回、値上げすることが可能となっております。

 

コロナ禍での新築物件の建設の遅れもあり、今後しばらくは賃貸物件の供給が少なくなり、それにより家賃上昇が続くかもしれません。

在宅可能な会社も増えてきましたので、郊外に住む、住むエリアを変える等、今後は工夫が必要になってくるようです。

 

 

 

 

 

 

オーストラリア不動産 ロックダウン下、記録的高騰の背景!

最近、オーストラリアでは、毎日のように不動産価格の高騰についての報道がなされていますが、2021年9月14日に今年6月までの不動産の値段の推移を示す指数が、オーストラリア統計局から発表されました。

それによると、この2021年6月までのオーストラリア全土平均の3ヶ月間の不動産価格の上昇は、6.7%と2003年以来の記録的な上昇を示すものとなったと言うのです。

特に値上がりをしたのトップ3の都市は、

 

1位 キャンベラ  8.2%

キャンベラ 8.2%

Canberra

2位 シドニー      8.1%

シドニー 8.1%

Sydney

 

3位 ホバート  6.3%

ホーバート 6.3%

Hobart

 

その背景として、ロックダウン期間のために市場に出回る物件が少ないことと、史上最低と言われる銀行借り入れ金利のためではないかと専門家は分析しています。

サプライとディマンドのバランスにより、物件の値段が上がっているということのようです。

その事実を裏付けるように物件が売れるまでの期間短くなっている上、オークションでは、売れる物件のパーセンテージも86%ととても高いものとなっています。

 

Auctioneer Stewart Kirkby during the successful auction of a home in Sydney on June 19, 2021. (Peter Rae)

 

コロナ禍のロックダウン中、まさか不動産高騰するとは、誰も予想していなかったのではないでしょうか?

私も実際に最近、大家さんが期待していた売値をはるかに超えた価格で取引された事例を数多く耳にしています。

 

Real estate agent Connie Gerakis applies a sold sticker after the successful property auction at 7 Finlays Avenue, Earlwood. (James Alcock/NINE MEDIA)

 

不動産開発業者も敏感に反応し始めており、オフ・ザ・プラン物件(まだ、立っていない物件)の価格も値上げを表明しています。

 

10月中旬には、ロックダウンも緩和されると言われていますが、専門家は、少し落ち着くことはあっても、まだまだ、ホッとな市場が続くと予想しています。

まだまだ、目が離せないオーストラリアの不動産市場です。

不動産に関するお問い合わせは、田中不動産までお気軽にお問い合わせください。

 

Reference:https://www.9news.com.au/national/australia-property-prices-record-biggest-three-month-jump-on-record/108d79ce-b7b1-4320-906f-ddc97cde85e9

 

 

不動産事情ー上半期を終えて(2021年1−6月)

オーストラリアは現在不動産ブームを迎えており、今年に入って5主要都市全体で平均12.4%の価格上昇が起こっております。

昨年度(2020年)のロックダウン以来、シドニーでは16.4%、メルボルンでは 10%、ブリスベンでは12%の伸びを示しています。

 

1. 現在の不動産中間価格(Median Prices)

シドニー:一戸建(ハウス)$ 910,500 ユニット$650,000

メルボルン:一戸建(ハウス)$ 730,000 ユニット$565,000

ブリスベン:一戸建(ハウス)$ 559,400 ユニット$389,000

アデレード:一戸建(ハウス)$ 5000,00 ユニット$360,000

パース:一戸建(ハウス)$ 500,00 ユニット$430,000

ホバート:一戸建(ハウス)$ 655,150 ユニット$5000,00

ダーウイン:一戸建(ハウス)$ 580,000 ユニット$420,000

キャンベラ:一戸建(ハウス)$ 824,000 ユニット$470,000

 

2. 売り手市場のマーケット

価格上昇の原因の一つが、市場に出ている物件数が少ない事で、現在完全な売り手市場のマーケットとなっています。

シドニーでは戸建(ハウス)が売れるまで平均26日、ユニットでは37日、メルボルンで其々31日、41日、ブリスベンでは、36日、51日、キャンベラで34日、37日となっています。

またディスカウント率も其々の地域で1.5%-3.2%となっており、ほぼ広告の値段で売れるか、またはそれ以上に値段が上がる事も起きております(特にオークションの場合)。

 

3、賃貸マーケット事情

海外との国境がクローズしている事により、学生、ツーリスト、ワーキングホリデーメーカー等の入国がないため、シドニー、メルボルンのインナー・シティエリアでは、Covidのパンデミック以前と比べると家賃が下がっており、シドニーで18.2%、メルボルンでは27、7%の減少率となっております。

ただブリスベンとパースでは影響が少なく、ブリスベンでは3%の減少、パースでは逆に2.1%の上昇となっております。

 

それにも関わらず、シドニーとメルボルンではユニットの購入価格が上昇しており、ファーストホームバイヤー、マイホームバイヤー、投資家が購入を進めています。

 

大手銀行や専門家は、今回のブームで不動産価格は20−30%の上昇を見せ、その後2−3年かけてスローダウンしていくのではないか、と言う見通しを立てています。

 

この売り手市場の不動産状況を踏まえると、十分なリサーチや専門家のアドバイスがとても重要となり、それにより、どのエリアに、どの様な物件を購入するか、と言うことを見極める事が必要となってくるでしょう。

 

 

 

 

不動産マーケット – 今後の予測

数年後の不動産マーケット

今後2‐3年後には現在の不動産マーケットはどうなっているのでしょうか?

専門家の予測では、今回の不動産ブームの始まりから比べると、不動産価格は最終25-30%上昇しているのではないか、と言われています。

その頃には、Covid-19で打撃を受けた経済も回復しつつあり、また、雇用状況、給与も上昇し、それに伴い、ホームローンの利子も引き上げられるだろう、と言う予測です。

ただ、インフレーションに給与上昇率が追い付かず、また、ここ数年は不動産価格が二桁の上昇率を示しており、そうなると将来的には、大半の人にとって、不動産購入が手の届かない物になってしまうのではないか?と懸念されています。

 

ただそんな状況下でも、不動産は購入できます。

そのためには「どこに」「どんな」物件を、「幾らで」購入するかが、重要なポイントとなります。

 

 

それでは「どこに」不動産購入を考えるべきなのでしょうか?

1. ロケーション!

これは言うまでも無く、交通の便がいい、近くにショッピング、スーパーがある、学校、公園の公共施設も充実している、と言うエリアです。特に電車沿線が好まれる傾向にありますが、バス沿線でも、大きなサバーブの隣や、ビーチやナショナルパーク等の自然がある、将来に大きな開発が予想される、と言うエリアであれば発展の可能性ありです。

 

2. 確立されたエリア、安定したエリア

ホームオーナーが既に20-40年と住んでいるエリアは、持ち家に対してのホームローンの比率も低く、経済的にもある程度余裕のある方が住む、安定したエリアになります。こういうエリアは将来さらに発展が見込まれるかもしれません。

 

3. ステップアップを図りたい人達が住むエリア

お金に少し余裕が出てきた、家のアップグレードを図りたい、という人達が移り住むエリアは、そういう人達が集まって、エリアのクオリティもあがります。そのため、良いテナントも集まり、将来的には不動産価値の上昇が見込まれます。

これは所謂「高級サバーブ」では無く、その周辺にある、現在既に確立された比較的古めのサバーブであったり、新しく作られた街で、その便利さや将来性を考えて、ステップアップを図りたい人たちが集まってくるサバーブと考えられます。

 

 

そして「どんな」物件を買うべきでしょうか?

一時の家賃収入を見込むよりも、将来不動産の価値があがるエリアを狙う方が不動産投資としては価値があります。

これらは、戸建て、タウンハウスや、ファミリーフレンドリーなエリアのユニットであったりします。安定した収入、また収入に余裕のある人達がテナントとして選ぶサバーブや物件は、将来、エリアのバリュー、不動産価値の上昇が見込まれます。

 

 

 

 

不動産購入は、できるだけ長期、20-30年先を見据えて購入することが必要です。

将来リタイアした時に、この物件に住み続けれるか?または投資物件として十分な収入が得られるか?または、子供に残していく価値のある物件か?という事を考えてプランすることが大事です。

もちろん、最初のマイホーム購入時には、予算や、通勤、子供の学校等の制限があるため、プラン通りには行かない事もありますが、その後、2件目、3件目と投資物件を考える際には、これらを参考にしてみてください。

 

*弊社ではお客様のご予算、ご要望に応じて、バイヤーズエージェントとして、不動産購入のお手伝いをさせていただいております。詳しくはお問い合わせください。

 

 

不動産マーケットの現状

現在オーストラリアの不動産マーケットは、このコロナ禍において、過去20年間で最も急激な上昇率による不動産ブームを迎えています。

これには幾つかの理由があげられます。

 

1、低金利のホームローン

低金利の間に、賃貸からマイホームへ、現在の持ち家のアップグレード、市内から郊外の大きな家への住み替え等、この機会に購入を、と考える人が増えています。これらの人が「FOMOーFear Of Missing Out」と言う、「この機会を逃したく無い」と言う心理状況を掻き立て、さらなる価格高騰につながっています。

 

 

2、経済状況、雇用状況の改善、コロナ状況の安定化による消費者自信のアップ

これらの状況が需要を加速させています。

 

3、需要>供給

売り物件が広告に出された途端に買われる、と言う状況が現在起こっており、供給が需要に追いついていません。

過去5年間の平均より24%供給が少ないのも、消費者心理を煽る状況となっております。

 

4、過去2−3年間様子を見ていたバイヤーが積極的にマーケットに参入

経済状況への不安、2019年度の選挙、2020年のコロナ等で、ここ数年間様子を見ていたバイヤーが、低金利も合わさって、ここぞとばかりに積極的に購入を考えており、また「FOMOーFear Of Missing Out」心理状況が、これに加速を加えています。

 

5、コロナによる住むエリアへの「意識変革」

コロナにより、生活スタイルへの変化が余儀なくされた事により、人々の自宅への定義・意識に変化が見られました。

これまでは勤務先との距離が主要なポイントであったものが、コロナ禍で自宅で仕事をする事が日常となり、それにより、自宅周辺に 「公園がある」、「ビーチがある」、「ショッピングセンターがある」、「コーヒーショップがある」、と言う日常の生活をするのに便利でリラックスできる環境が「徒歩20分圏内にある」、と言うのが大切なポイントとなってきました。

コロナ状況が落ち着くと予想される来年以降、毎日の出勤が不必要になる新しい勤務形態が構築されていく事になると、人々の「どこに住むか?」「どの様な物件に住むか?」の意識変革により、住み替え、新規購入がさらに進んでいくでしょう。

 

 

 

オーストラリア不動産の現状

「Covid-19(コロナウイルス)の影響による「景気後退」からほぼ抜け出し、回復傾向にある」

 

10月末にオーストラリアの国営銀行からこのような発表がありました。

 

まだ世界的に第2波、第3波が来ている他国から見れば、驚くような発言ですが、実際、不動産でも上向き傾向の数字が出ています。

 

12月に入ってシドニーは不動産価格がさらに0.2%の上昇を見せ、今年全体では2.2%の上昇率。

アデレード、ブリスペンは比較的コロナの影響を受けなかったのもあり、それぞれ今年は5.75%、4.15%。の上昇。

感染者が増え、4か月近くロックダウンのあったメルボルンは一番影響を受けたため、2%程の下降となっています。

 

 

 

各州のボーダー(州境)を閉じるなど、厳しい政策が功をなしたのか、オーストラリアは他国程、コロナの影響を受けなかった事もあり、また、政府による各家庭、ビジネスへの経済援助も初期から的確に行われてきたこともあって、景気回復に向かうのが早く、ここにきてオーストラリアの経済の底力を感じています。

 

今年は海外からの移入者が制限されているのにもかかわらず、不動産の景気がいいのは、一つには現在金利が過去最低レベルで、ホームローンの金利が2%前後という事、他の理由としては、オーストラリアは富裕層を含む中上級階層が厚く、コロナ下でもお金に余裕のある人が多いという事ではないかと思っております。

 

実際、ボーダーがクローズしていたため、海外旅行はもとより、国内旅行もできなかったので、お金に余裕のある方々は、家の改装に着手したり、車を買い替えたり、ひいては、不動産を購入したりと、景気回復に貢献してきているようです。

 

北半球と違い、これから夏本番を迎えるオーストラリアは、気候も手伝って、コロナ感染も落ち着き、来年以降、不動産価格の上昇が見込まれています。

 

安定した政権、経済のオーストラリアの不動産はやはり国内外から常に魅力的なようです。

 

ファーストホームバイヤー(新規住宅購入者)へ朗報

現在コロナウイルスの影響で、不動産業界を含む経済の活性化、及びファーストホームバイヤー(新規住宅購入者)救済のために、政府から様々なレスキュープランが出ています。

この様な状況下ですが、期間限定の物もあり、活用できればかなりのセービングになりますので、購入を考えている方には朗報です。

各州によって補助額や、これを受けれる条件が違います。

主な取得条件としては、下記になりますが、各州によって異なりますので、詳しくは弊社までお問い合わせください。

– 購入する本人、パートナーがこれまで物件を購入していない
– 18歳以上である
– オーストラリア市民または、永住権保持者
– 物件引き渡し後、一定期間実際に住む事

 

NSW州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000
– $600,000まで、または
– $750,000まで(土地と家のパッケージの場合)
– 新築に限る

2) スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $800,000まではスタンプデューティーが全額免除 (現行の$600,000から引き上げ)
– $800,001以上~$1ミリオンまでは段階的な免税
– 上記は2020年の8月1日から12ヵ月間限定の政策
– 12か月後には、以前の政策に戻る予定($600,000まで全額免除、$800,000までは段階的な免税)
– 新築に限る
– 中古物件の場合は以前と同様(650,000まで全額免税、その後$800,000までは段階的な免税)
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に最低6か月住む必要有

 

 

VIC州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $10,000 メルボルン市内、近郊エリア
– $20,000  VIC州の郊外
– $750,000以下
– 物件引き渡し後12ヵ月以内に12か月住む必要有
– 2021年 6 月30日まで

2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $600,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– $600,001以上-$750,000までは段階的な免税
– 新築、中古物件でも同様の免税が受けられる

QLD州

1) ファーストホームバイヤーグラント(補助金)
– $15,000
– $750,000以下
– 新築に限る

2)スタンプデューティー(物件購入時の印紙税)
– $550,000以下はスタンプデューティーが全額免除
– 物件引き渡し後に12か月住む必要有(12か月間は売買できない)

 

 

ファーストホームローンディポジット(頭金)スキーム

ファーストホームバイヤーを救済するために、新たに設けられたスキームで、通常物件購入時、頭金が購入価格の20%に足らない場合は、レンダーズモーゲージインシュアランス (ホームローンの会社が自分たちのリスクを減らすために掛ける保険で、その費用はローンの借主負担) を支払う事になりますが、これを政府が保証人となる形となる事で免除され、5%の頭金で物件の購入が可能となります。(最高$10,000までのセービングが可能)

ただし;

– 購入価格の最低5%の頭金が払える事

– 年間10,000人までなので、早めに申し込む必要有。

– 収入独身$125,000以下、カップル $200,000以下

– シドニー近郊では上限$700,000までの物件(州によって異なる)

 

上記これらの政策でセービングできる金額は;

NSW州の場合

例)$600,000の物件購入の場合

-ファーストホームバイヤーグラント$10,000

-スタンプデューティー免除:$22,335

合計:$32,335のセービング

 

例)$800,000の物件購入の場合

-ファーストホームバイヤーグラント:無

-スタンプデューティー免除:$31,335

合計:$ 31,335 のセービング

 

*上記情報は2020年8月21日現在の物となります。情報に変更が出る場合もありますので、ご了承ください

 

この様な状況下で、開発業者からも様々なディカウントやオファーが出ております。

詳しくは弊社までお問い合わせください。

不動産購入のアドバイザー「バイヤーズ・エージェント」とは

不動産購入⓵ 「バイヤーズ・エージェント」ー不動産のアドバイザー

 

~専門家による適切なアドバイスで、思いもよらない素敵な物件との出会い~

 

 

オーストラリアでは、毎日のように不動産についてのニュースが流れています。

今が買い時、と言われても、さて、不動産購入のために何から始めて良いかわからない、適正価格や手順が分からないなど、実際に物件を購入する際には、様々な専門知識が必要になって来ます。

 

セミナーに行っても実際にどこから何を始めたらよいかなど、分からないことだらけではないでしょうか?

ただもし、買いたい!と思われたのであれば、買える日は必ず来ます。

 

そういう皆様の夢の実現のお手伝いをさせて頂いきたく、その一環として、弊社ではバイヤーズ・エージェントと言うサービスを提供させて頂いております。

 

「バイヤーズ・エージェント」とは、簡単に言うと、不動産購入の際の「アドバイザー」です。

バイヤーズ・エージェントは、100%お客様側の立場に立って、物件購入のための様々な専門家をご紹介させて頂きながら、お客様のために一番良い物件をお探しする、お客様側のエージェントです。

 

先日もオーストラリアに以前お住まいだった、オーストラリア人のお客様の物件購入のお手伝いをさせて頂きました。

 

そのお客様は、「海の見える物件」という事で、東側の高級住宅地の物件をご自身で既にご覧になっていました。

ご相談をいただいたあと、弊社にてお手伝いをさせて頂けることになり、色々と一緒にインスペクション(物件の内覧)をして廻りました。それにより、お客様の好み、ご要望、生活習慣を詳しく知る事ができ、更にポイントを絞ってご紹介することができました。

 

 

「海が見える」と言うのが第一条件ですが、お客様は高齢のご夫婦でいらっしゃいましたので、「便利である」と言うのも、重要なポイントでした。その他、周りの環境や、どのような方達が住まれているのか、と言う点にもこだわりがあると言う事でした。

そこで、もしかしたら、シティーの海の見える高級アパートメントはどうかな?と思うようになり、思い切ってご紹介することにしました。

 

はじめは、「シティー?」とおっしゃられていたお客様でしたが、その後、周りの落ち着いた雰囲気、居住者の特徴や便利さなどを気に入られ、最終的には物件を購入される事になりました。

 

ご本人様たちも「まさか自分たちが、シティーに住むとは思わなかった」と驚いていらっしゃいましたが、「勧めてもらわなかったら、この物件には出会っていなかった」と言って、とても喜んでいただいております。

 

「お客様のご要望を吟味し、自分たちの経験から、お客様に満足いただける様々なオプションを提案させていただく」

これこそが私達の仕事、使命だと思っておりますので、そう言って喜んでいただけると、正直とても嬉しいです。これらのお客様からの温かいお言葉が、私達の日々の原動力となっております。

 

 

私達は、今日も、東へ、西へ、と奔走しております。時には他州にも足を延ばす事もあります。

 

オーストラリアの不動産購入には、多くの利点があります(その事については、後日またお話させていただきます)。

 

不動産購入にご興味のある方、不動産購入をお考えの方は、是非、一度お気軽にお問い合わせください。

 

【お勧め海外不動産投資ロケーション】ロビーナ(ゴールドコースト、クイーズランド州)

ロビーナは現在、ゴールドコーストで最も注目され、開発が進んでいるエリアです。

まずロケーションが最高!で、ゴールドコーストで有名なビーチ・サーファーズパラダイスまで車で20分、ロビーナ駅までも近く、徒歩圏内に大きな病院が2つあります。

 

 

 

また、400店舗を含む、ゴールドコーストで2番目に大きいショッピングセンター「ロビーナタウンセンター」まで徒歩2分、ボンド大学も近くにあり、空港からも車で約20分の距離です。

       

 

グレッグ・ノーマンがデザインしたゴルフコースも隣接しており、緑に囲まれた環境豊かなエリアです。

その利便性のため、最近の商業の新入や、多くのプロフェッショナルの人達の移住も始まっております。

 

 

このロビーナに開発された「ケンブリッジレジデンス」を今回視察してきました。

周りは緑で囲まれ、空気も新鮮でリフレッシュされる感じです。

 

    

 

 

プール、ジムの設備も整っており、お天気の良い日には、プールサイドで、ゴールドコーストの青空を満喫できます。

       

 

 

早速、幾つか部屋を見せてもらいました。

現在4棟のうち、3棟が既に完成しており、3棟目が今売りに出ています。

 

 

値段は1 ベッドルーム+1 バスルーム+駐車場付きで$370,000 から購入できます(日本円で約2500万、2020年3月10日現在)。

1 ベッドルームでも約74平米あるので、かなり広い間取りです。

 

写真にあるのは、1 ベッドルーム+スタディ+2 バスルーム+駐車場付きで、値段は$415,000です。(日本円で約2800万、2020年3月10日現在)。

広さは88平米あるので、都心部の2 ベッドルームユニットと、ほぼ同じ位です。

    

      

 

リビングエリアはフローリングで、ベッドルームはカーペット、モダンなフル装備のキッチン(ガスレンジ、オーブン、食洗器付き)、スタイリッシュなバスルーム(ハンドシャワー)と、内装にもクオリティが感じられます。

 

参考までに1 ベッドルーム+2 バスルームのフロアプランをご紹介します。

 

 

高層階からは、サーファーズパラダイスの街並み、ゴールドコーストのヒルエリアが眺められます。

          

 

 

このエリアは、これから更に発展が見込まれ、インフラの整備も進んでいくため、賃貸物件としての人気も高く、良いテナントさんが見込まれます。

また、物件によっては、既にテナントさんが入っている物件を、開発業者がテナントさん付きで売るというものもあり、その場合は、決済されたその日から家賃収入が期待できます(ケースによります)。

 

開発業者が出している家賃の目安は、1ベッドルームで、週約$400-$425、2ベッドルームで約$500-$520 となっております。

他にも、下記の様なレポートが出されています。

 

  • 2019年3月時点で、ロビーナの中間ユニット価格は$470,000で、ゴールドコーストより9%も高い。
  • 2016年以来、ロビーナのユニット価格は5%上昇。
  • ユニットのイールド(利益率)は、6.2%で、一戸建てのイールド(4.5%)より高い。
  • 賃貸の空室率は2.9%で、需要、供給のバランスがとれている。
  • (2019年11月時点でのリサーチ結果)

 

シドニーでは物件価格が高騰してしまっているので、お手頃な価格で物件購入を考えていらっしゃる方にはとてもお勧めの物件です。

 

また、日本から投資を考えていらっしゃる方にも、現在、日本円が高く、オーストラリアドルが弱い状況ですので、投資時期としては最適です。

 

弊社ではこれまでにも、オーストラリア在住または、日本から投資目的でご購入のお客様に、多数、物件のご紹介、成約手続きをしてまいりました。

 

お客様それぞれのご予算、ご要望に合う物件を厳選してご紹介させていただいておりますので、ご質問等ありましたらご連絡下さい。

 

また、ご要望に応じて、少人数のセミナーも行っておりますので、興味のある方は弊社まで是非、お気軽にお問い合わせください。